身体を温める食べ物、身体を冷やす食べ物

今年も暑い夏を迎えています。
身体が熱くなりすぎて熱中症の心配もあるこの季節、いかにして体温を調節していくかということは重要なことです。
暑い夏に体温が上がりすぎないようにするためには、服装を薄着にする、水分をこまめに摂取する、首元に冷たいものをあてる、などいくつかありますが、身体を冷やす食べ物を食事に取り入れることで暑さ対策をしようと試みたことはあるでしょうか。

食べ物には身体を温める食べ物と冷やす食べ物があります。

身体を冷やす食べ物には、レタス・キャベツ・白菜・ほうれん草・小松菜・きゅうり・トマト・なす・ゴーヤ・セロリ・もやし・オクラ・大根などがあります。
これらにはおおよそ共通点があり全てではないですが、地面の上にできる野菜であり、夏が旬の野菜であり、白い色・青い色・緑の色をしているという特徴があります。
反対に身体を温める食べ物には、にんじん・ネギ・たまねぎ・ごぼう・れんこん・かぼちゃ・生姜・にら・にんにく・山芋・ふき・こんにゃくなどがあります。
これらの共通点は、地面の下にできる野菜であり、冬が旬の野菜であり、黒い色・赤い色・オレンジ色をしているという特徴があります。

私がこの知識を初めて得た時、すごく理にかなっているものだなぁと深く感心したのを覚えています。
冬にできる野菜に人間の身体を温める作用があり、さらにそれは地中で外気に触れずその野菜自身の温度を逃さないように育ち、反対に夏にできる野菜には人間の身体を冷やす作用があり、それは地上で外気に触れて野菜自身の温度を逃がすように育っている。


感動して周りの人に言いふらしました。


ただこれらの法則は完璧ではなく、例外もあります。
例えば、トマト。
トマトは色は赤いですが、南米の暑い地域が原産なので冷やす食べ物に分類され、白菜は冬が旬ですが、色が緑色の野菜なので冷やす食べ物。
こういうとわけがわからなくなるので、私は大まかにだいたい夏が旬で、地上で育つ野菜は身体を冷やす作用があり、冬が旬で地中で育つ野菜は身体を温める作用があると覚えています。

同様に果物にも身体を温める作用のあるもの、冷やす作用のあるものがあります。
これも理にかなっている点でだいたい同じです。
寒い地域で収穫される果物は、人間の身体を温める作用があり、暑い地域で収穫される果物は人間の身体を冷やす作用があります。
覚え方は一緒ですよね。
りんご・ぶどう・さくらんぼ・オレンジ・いちじく・あんず・桃・プルーンは身体を温める果物。
バナナ・パイナップル・マンゴー・スイカ・みかん・レモン・グレープフルーツ・キウイ・メロン・梨は身体を冷やす果物。
りんごといえば青森、青森は寒い、だから身体を温める果物で、みかんといえば静岡、静岡は暑い、だから身体を冷やす果物、こんな感じです。

こういった知識を持って、日頃の食事を工夫してみるといいかもしれません。

ただ、注意したいのが、暑い夏だから身体を温める野菜や果物を食べることがいけないということではないということです。
夏でも冷え性で身体が冷えている人もいます。
自分は冷え性で身体が冷える傾向にあるから、夏でも身体を冷やす食べ物はなるべく減らすようにしようとか、その逆もあるかもしれません。
こういった知識を持っておくことで日頃の食事のメニューに意味をもたせることができるということです。

食事で身体を温めたり、冷やしたりできるって面白いですよね。



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