レフェクティオ(歩行訓練用ウォーキングマシン)

フィッツリハで導入している歩行訓練用ウォーキングマシンのレフェクテイオは、高齢者向けに安全設計されており、どなたでも安心して利用することができます。
屋外での歩行とは感覚が異なりますが、スピード調整も時速０．１㎞から設定できるため、歩行訓練が必要な方は無理なく自分のペースで歩くことができます。
歩行は日常生活動作において重要な機能であり、歩行能力の低下は日常生活動作(ADL)レベルの低下につながります。歩行能力の中でも特に、歩行速度は死亡リスクとの関連性も強く、高齢者の身体機能、日常生活機能の指標となります。歩行速度が速いほど生活機能が維持しやすく余命も長いとされています。
６５歳以降では歩行速度は徐々に低下し、男性８０歳以降、女性７５歳以降になると日常生活に支障をきたすようになります。女性では男性よりも５年早く歩行能力が低下し、それに伴い生活機能の低下も見られるようになります。
歩行速度は加齢による筋力の低下、バランス能力の低下との関連がある他にも、高齢者での発症リスクが高くなる脳梗塞などの脳血管障害やパーキンソン病、心臓血管障害、運動器疾患などとの関連性も見られます。
普段の生活の中で定期的に歩行時間を確保することが重要というわけです。
しかし、屋外で歩行することに不安を感じる事があり、なかなか普段の生活で歩行ができていないという方もいます。そういった方にも、ウォーキングマシンによる歩行が有効となるのです。
フィッツリハでは、他にもエアロバイクや足浴、昇降訓練用階段など自主トレーニング用のマシンをいくつか置いています。メインとなる運動の合間に希望する方がご自身のペースで取り組んでいただけるようにしているためです。