東洋医学の基本の考え方にこの未病治があります。
「未病(みびょう)治(ち)」は「未(いま)だ病(や)まざるを治(ち)す」とも読みます。「病気になってしまう前に養生をして、健康状態を維持する」という考え方です。また、同じ意味ですが、「治(ち)未病(みびょう)」という言い方をする場合もあります。
これは東洋医学の重要な概念の一つで、病気をしてから、あるいは調子が悪くなってから何か対策を考えるのではなく、そうなる前の常時で健康である状態から身体をいたわり病を防いでいくというものです。
いわゆる予防です。
その予防ともいえる未病治の具体的な行動として、食生活を気を付ける、ストレスをためないようにする、解消できるように工夫する、睡眠時間をしっかりとるなど、普段から気を付けることがいくつかありますが、その中でもとりわけ重要なものとして、日頃からの適度な運動があります。
運動の効果には、筋力がつく、持久力がつくといった身体的な効果だけではなく、運動を通して気分が良くなる、自分自身に自信を持てるようになるといった精神的な効果もあります。
スポーツ選手に自信家が多いのはそういった要因も一つにあります。ちなみにボディービルダーには自分に自信をもっている人が多いのですが、それは筋力トレーニングを通して産生される男性ホルモンのテストステロンが関わっているとされています。
運動を通して、身体的な健康だけではなく、精神的な健康を育んでいくことが重要です。
健康の定義としてもう一つ、社会的な健康があります。
WHO(世界保健機構)が定義する健康とは、「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」というもの。
社会的な健康には、人との交流から得られるものもあります。
フィッツリハにおいて、集団で運動することの意味には上記の健康のすべてを目的にしていることにあります。
明るいスタッフと、活気があり見晴らしのいい施設で、効果的かつ豊富な運動メニューのあるフィッツリハへ是非一度見学しに来てみてください。